陶芸教室はる陶房は 東京都練馬区上石神井にある陶芸教室です。
harutobo workshop 2025
「金継ぎ」教室

日程
全7回 隔週土曜日
5 /31
6 /14・28
7 / 12・26
8 / 9・23
時間
14:30-16:30
(延長することがあります)
定員
定員に達しましたので締め切りとなりました
受講料
1回 3500円
◎受講料のお支払いは月ごとに、各月初めの受講日に頂戴いたします。(ご都合でお休みする場合にも受講料はお支払いいただきます)
5月/3500円 6月/7000円
7月/7000円 8月/7000円
◎初回に「道具セット」を別途、購入していただきます。
・ 道具・材料費・・・・・・・・ 7500円
・ 漆代(生漆.黒呂色漆.弁柄漆)・・4500円
※セットの金額は変更する場合があります。
※漆は高価に感じられると思いますが、冷暗所で長期の保存が可能で、上記の漆の量で数十個の器を継ぐ事ができます。
・ 金消粉(0.4g)・・・・・・・・・8800円(4/7時点)
※金の価格高騰につき、購入は希望者のみとします。
他金属粉とともに、教室開始後に注文を受けます。
講師 漆芸 若林幸恵(東京藝術大学漆芸専攻修了)
参加をご希望の方は、お問合せページの
又はお電話でお申込み下さい。(月曜日休)
陶芸教室 はる陶房
TEL/FAX 03-3928-1707
金継ぎ教室にご参加いただく際の注意事項
※食事の油や手脂の染みている器は、漆が乾きにくくなることがあります。
器をタオルに包み(鍋で割れないように)お湯で煮て、油を落としてお持ちください。
※点数は、小さい欠けなら4~5点、割れたものなら2~3点を目安にお持ちください。
細かく割れてしまったもの、かけらが紛失して大きな隙間が開いているものは教室の時間内に仕上げる事が難しいため、ご遠慮ください。
※陶磁器の肌が粗いもの、焼き締めのものは接着時にはみ出る漆が周辺にしみこんで残り、きれいに仕上がらない場合もあります。ご了承ください。
※置き場所に限りがありますのであまり大きい器はご相談ください。
前回開催の内容
初日は講師による材料・道具の説明。そしてさっそく本漆を使った実践。
まずは”麦漆”むぎうるしという小麦粉と漆を練り合わせた物を作り、これを糊のようにして陶器の割れた破片をくっつける。破片のない欠けた部分には”麦漆”に木粉や綿の粉をまぜた”こくそ”を少しずつ埋めていく工程。
漆という素材は乾くのにとっても時間がかかるんです!(欠けた部分を一度に厚塗りした作品は、2週間も経っても中がやわらかい"膿んでる"状態でした!)



2・3回目は厚みのたりない所・乾燥でやせた所の塗り足しやはみ出た漆をヤスリで修正をしたり。生徒さんの進行状況によって次の段階である”錆漆”さびうるし (砥の粉と漆を混ぜたもので”こくそ”より 細かい)という下地塗りもやりました。
ここまでの「下地」の工程はちょっと地味で時間もかかりましたが、ここでの手抜きが後に残念な結果として表れたことで「下地」の大切さを痛感しました。乾燥と基礎段階をじっくり経て少しずつ完成していくんですね。
(ちなみに漆は湿度が高い方が乾きやすいんです!不思議)


