陶芸教室はる陶房は 東京都練馬区上石神井にある陶芸教室です。
harutobo workshop 2024
「金継ぎ」教室
日程 全7回 隔週土曜日
5 /18 6 /1・15・29 7 / 13・27 8 / 3
*最終回のみ2週続きですのでご注意ください
時間 14:30-16:30(延長することがあります)
定員 11名
定員の為しめきりました。
受講料 1回 3500円
◎受講料のお支払いは月ごとに、各月初めの受講日に頂戴いたします。(ご都合でお休みする場合にも受講料はお支払いいただきます)
5月/3500円 6月/10500円 7月/7000円 8月/3500円
◎初回に「道具セット」を別途、購入していただきます。
・ 道具・材料費・・・・・・・・・・ 7300円
・ 漆代(生漆.黒呂色漆.弁柄漆)・・・・4200円
・ 金消粉(0.4g)・・・・・・・・・・時価(5000円前後)
※セットの金額は変更する場合があります。
※漆は高価に感じられると思いますが、冷暗所で長期の保存が可能で、上記の漆の量で数十個の器を継ぐ事ができます。
講師 漆芸 若林幸恵(東京藝術大学漆芸専攻修了)
参加をご希望の方は下記の「お申込みフォーム」
又はお電話でお申込み下さい。(月曜日休)
陶芸教室 はる陶房
TEL/FAX 03-3928-1707
金継ぎ教室にご参加いただく際の注意事項
※食事の油や手脂の染みている器は、漆が乾きにくくなることがあります。
器をタオルに包み(鍋で割れないように)お湯で煮て、油を落としてお持ちください。
※点数は、小さい欠けなら4~5点、割れたものなら2~3点を目安にお持ちください。
細かく割れてしまったもの、かけらが紛失して大きな隙間が開いているものは教室の時間内に仕上げる事が難しいため、ご遠慮ください。
※陶磁器の肌が粗いもの、焼き締めのものは接着時にはみ出る漆が周辺にしみこんで残り、きれいに仕上がらない場合もあります。ご了承ください。
※置き場所に限りがありますのであまり大きい器はご相談ください。
前回開催の内容
初日は講師による材料・道具の説明。そしてさっそく本漆を使った実践。
まずは”麦漆”むぎうるしという小麦粉と漆を練り合わせた物を作り、これを糊のようにして陶器の割れた破片をくっつける。破片のない欠けた部分には”麦漆”に木粉や綿の粉をまぜた”こくそ”を少しずつ埋めていく工程。
漆という素材は乾くのにとっても時間がかかるんです!(欠けた部分を一度に厚塗りした作品は、2週間も経っても中がやわらかい"膿んでる"状態でした!)
2・3回目は厚みのたりない所・乾燥でやせた所の塗り足しやはみ出た漆をヤスリで修正をしたり。生徒さんの進行状況によって次の段階である”錆漆”さびうるし (砥の粉と漆を混ぜたもので”こくそ”より細かい)という下地塗りもやりました。
ここまでの「下地」の工程はちょっと地味で時間もかかりましたが、ここでの手抜きが後に残念な結果として表れたことで「下地」の大切さを痛感しました。乾燥と基礎段階をじっくり経て少しずつ完成していくんですね。
(ちなみに漆は湿度が高い方が乾きやすいんです!不思議)
4回目は「塗り」工程。「塗り」は下・中・上塗りの三段階。まずは黒の漆(前回、不純物を取り除く為に漉し紙で漉しておいた)を、「下地」を仕上げた部分に薄く塗り、次回まで乾燥させます。
5回目は下塗りにそ~っとヤスリをかけてから再び黒漆で中塗りをし乾燥。次回の上塗りに使う赤漆(漆に弁柄を加えヘラでよくすり合わせ漉し紙で漉す)を準備。
6回目いよいよ「金蒔き」です。
上塗りの赤漆を中塗りに重ねて塗り20分程度乾かす(温度・湿度・塗りの厚みにより時間は変わる)その間に金粉を準備。
高価な純金を使うので鼻息などで飛ばないように注意!真綿を丸めたぽんぽんを作り、まだ漆が生乾きのうちに真綿で金粉をそっと蒔いてゆき、しっかり蒔いたら真綿で優しく擦って「金蒔き」完了です!!
前回までの工程でずーっと黒かった継ぎ目が劇的変化!
作品たちが一気に華やかになりました。
そして最終回は仕上げと復習。
最後の上塗りの乾燥を待って、はみ出た金粉をふき取ったら「金継ぎ」の完成です! 残りの時間は今までのおさらいをして、全7回の金継ぎ教室は終了しました。
夏休みこども陶芸教室
夏休みこども陶芸教室
開催お休みのお知らせ
毎年開催しております「夏休みこども陶芸教室」ですが、今年は日程と講師の都合が合わず、やむを得ず開催をお休みさせていただくこととなりました。
ご参加を楽しみにしていただいていた皆様には大変申し訳ございません。
通年受付をしている(手びねりによる)1日体験教室の方も、現在受け入れ可能なクラスが非常に限られている為、募集はしておりません。
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
はる陶房
先生に教わりながら家で使える自分専用のご飯茶碗や湯のみやお皿など、作ってみたい作品を真剣にひいています。
手つきはもう一人前。毎年感じていることですが、こども達の理解力、適応力の早さに驚かされています。
素焼き後こども達が選んだ釉薬をかけ、窯に詰めて本焼きします。
成形後は裏返しにしたりしながらゆっくりと乾燥させます。この後、裏を削って素焼きをします。
そして完成です!
はる陶房 作陶展
毎年秋に開催している はる陶房の生徒さん作品の発表会です。
日常使いの器や花器、この日に向けて制作した大物などなど数十点の作品を展示しています。
普段の教室の作業台や電動ろくろは展示仕様に大変身です。
毎年恒例の作品販売コーナー 箸置き、飯碗、皿にぐい呑みなど沢山あります!(以前の作陶展ようす)
生徒さんの展示作品をいくつか紹介します。